秋の日記

いつだって秋。

寝起き

わあわあ、こんばんは。

突然ですが皆さん寝起きってどんな感じですか?お仕事されてる方や学校(特に大学以外)に行かれている方は慌ただしいイメージしかないと思いますが、ゆっくり起きれる休日とかどんな感じでしょう。のんびりした感じ?

私は最近、寝起きが頭が一番回ってる気がします。

というか、完全に起きちゃうと結構理屈っぽい性格なのでいろんなことをかたく考えてしまうんですが、寝起きだとそのブレーキがないのでバーって思考が回るんですね。先日、じゃあ、それをそのまま書いたらどうなるんだろう?と携帯のメモに書いたものがこちらです。

 

ーーーー以下、携帯のメモーーーーー

何かとても刺激的な夢を見た気がする。とても民族的で差別的な夢。
一つの村があって村はある理由から綻びてしまうけど、そのきっかけはとても小さい。色んな悪い人が闊歩していて、自分も自分でアジア人とつるまないといけなくて、数で強さを競ってる。1人の人が近寄ってきてyour body is perfect と言って去っていく。
私はこの細い体が、たとえそれが自分だとしても、誰かのperfectになれたことに驚く。つるまなくても良いかもしれない。そう思ってると目が覚める。


自分の存在が、文化や、言葉の感覚に対する優越を超えて、美だと感じれる時、私はもう少しここにいても良いかなと思う。美しさはとどまれないけど。


手を伸ばす手を見る。足を伸ばす。足を見る。薄暗がりではこんなに綺麗なのにと思う。


日中はうるさすぎて明るすぎる。午前6時前、薄暗がり、私はカーテンを開けたくない。


これで良いんだ、と思える瞬間は善悪より美醜で判断されている。

ーーーーメモ、終わりーーーー

 

どうですかね?自分でも1日置いて見返すと、そんなこと考えてるのか、って驚きがあります。

実のところ、その前日にブレイディみかこさんの「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」を読んでいたので、大分、作中のイメージをひきづった夢を見てるなー、というのが正直な感想です。

 ただ、自分なりにこのメモに補足するなら、その解決が「体」「美」という方向に向かってるのが面白いなーって思いました。なんだろう、「この人は劣ってるけど、みんなで仲良くしましょう」みたいな姿勢ってどうしても上下を生むし、辛いじゃないですか。だから、弱い人たちが居場所を作ろうと思ったら、まず新しい「かっこいい」だったり「きれい」だったり、を作らないといけない。

音楽でいえばジャズやヒップホップ、パンクなんかがその当時の社会的弱者(黒人や労働者階級)の「かっこいい」になってきたわけだし、文学やファッションでも新しいものが生まれる背景には強度の差はあれど抑圧された人々の感情があると思います。

そういうととても大げさな話に聞こえますが、多分、無条件な承認が欲しいのだと思います。

特に体に関しては自分の体に満足している人ってあまりいません。

なんでここに肉が付いているんだろう。なんでこんな筋肉ないんだろう。なんでこんな骨格なんだろう。肌が荒れてる。肌の色が友達と違う。

体って思い通りにならないです。

ただ、やっぱり認めて貰いたいし、自分がいていいって思いたい。

そうなったとき、人を救うのは「美」なのかなあ、って思うのです。スタイルがいいとか、モデルみたいとか、そういうことじゃなくて自分の体が「まあ、いいかな」って思えるミニマルサイズの美。それを持っている人はかっこいい、と思うんです。

あまり、まとまらなくてすみません。

やっぱり文章は朝に書いた方が良いのかも。

 

おやすみなさい。