秋の日記

いつだって秋。

My Childhood

ども!こんばんは!

この自粛期間お家にこもっていたので、家族と話すことが多かったのですが、もう20年以上一緒に暮らしているのに、まだまだ私の知らない話が出てきます。

今日はそんな中から二つ、私の子供時代の話を紹介したいと思います。

 

一つ目は私が1歳くらいだった頃の話、母は私を保育園に入れたのですが、その後、大きく体調を崩し、最初の月は10日も預けられなかったそうです。

私は生まれた時は結構ずんぐり太っていて、これはたくましい子になるな、と言われていたそうですが、その時に激痩せしてガリガリになってしまったそうな。以後、ずっと痩せています。大いに焦った母はいろんな病院に見せてみるも、体の機能としてはどこにも異常がない。考えられる一番の原因は新しい環境で強いストレスがかかってしまったことですね、と言われたそうです。生後1年での適応障害。というより引っ越したばかりの猫みたいです。

 

もう一つはおそらく私が小学校高学年かな?

私自身記憶がないのですが、母が確信を持って語っていたので実話なのだと思います。

母は結構、授業参観が好きでした。勉強を子供にどう教えようか四苦八苦している先生や、自由に振る舞ってしまう子供たちを見るのが好きだったのだと思います。しかし、その日の授業は体育、そして陸上。生徒的には大いに盛り上がりますが、母としては見る意味ある?と思いながら日陰から見ていました。

4、5人の生徒が並んで一斉に走るだけの楽しくない風景。

そう思った時、母は目を疑いました。

一番端っこのレーンを走っていた子が少しづつ斜めに(人が誰もいない方に)逸れていったからです。大真面目の全力疾走で。

あろうことか私でした。

そして、ゴール…できるはずもなく第5レーンは空白のまま。

思わず「え、なんで?」と聞いた母に私は

「あれ、まっすぐ走ったんだけどな〜」

と呟いていたそうで、母はその時初めて「真っ直ぐ走れない人間」の存在を知ったと言っていました。

 

さて、徒然と子供時代の話をしてきましたが、我ながら、よくちゃんと生きてきたな、と思います。あと、もし将来自分に子供ができて、保育園を嫌がっても真っ直ぐ走れなくれも、ちょっと優しくなれる様な気がします。いやー、生きてるだけで偉いよ。

 

おやすみなさい。